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2017年6月

ジョーンズ・デイ・コメンタリー:スペインにおいて使用者は労働時間を毎日記録する義務を負うのか?

スペインの最高裁判所は、2017年3月及び4月に下した2つの判決において、現行法上の解釈として、使用者は、労働者が時間外労働をする場合のみに労働時間を記録する義務を負う旨を判示しました。ただし、判決に対しては、労働者の健康及び安全等の観点から、時間外労働の有無にかかわらず使用者は労働時間を毎日記録するべきであるとして、この結論に反対する少数意見も付されました。いずれにせよ使用者としては労働者が時間外労働をする際には労働時間を記録する必要があり、また、今回の判決を契機として、使用者が労働時間を毎日記録することを義務として定める立法措置がとられる可能性もあり、スペインに進出している日本企業は、労務管理の観点から今回の最高裁判所の判決に従って労働時間を記録するようにすると共に、今後の動向にも注視する必要があります。

詳細は、Jones Day Commentary "Are Employers Obliged to Maintain a Daily Register of Working Hours in Spain? "(オリジナル(英語)版)をご参照ください。

タイトル掲載雑誌発行日
ジョーンズ・デイ・コメンタリー:スペインにおいて使用者は労働時間を毎日記録する義務を負うのか?ジョーンズ・デイ・コメンタリー2017年6月

担当弁護士

パートナー :森 雄一郎

アソシエイト :花田 裕介