HOME 著書・論文その他ジョーンズ・デイ・コメンタリー:カリフォルニア州最高裁判所、労働者の待機が義務付けられた休憩時間(On Call Rest Period)はカリフォルニア州法によって禁じられている旨を判示

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2017年1月

ジョーンズ・デイ・コメンタリー:カリフォルニア州最高裁判所、労働者の待機が義務付けられた休憩時間(On Call Rest Period)はカリフォルニア州法によって禁じられている旨を判示

カリフォルニア州最高裁判所は、2016年12月22日、ホワイトカラー・エグゼンプションの適用対象外労働者について、休憩時間中に待機を義務付けることはカリフォルニア州法によって禁じられている旨を判示しました(以下「本判決」といいます。)。本判決は、労働者に休憩時間中の待機を命じる使用者の社内規程はカリフォルニア州法に違反しないとしたカリフォルニア州控訴裁判所の判決を覆したものです。

ほぼ全てのカリフォルニア州における使用者は、ホワイトカラー・エグゼンプションの適用対象外労働者について、労働時間4時間ごとに少なくとも10分の休憩時間を与え、かつ4時間に満たない部分についても、それが2時間を超える場合は10分の休憩時間を与えなければなりません(ただし、総労働時間が3.5時間未満の場合を除きます。)。かかる休憩時間について、カリフォルニア州最高裁判所は、「必要な休憩時間の間、使用者は、労働者を全ての義務から解放しなければならず、労働者が休憩時間をどのように使うかについて管理してはならない。」と述べています。本判決により、カリフォルニア州法において必ずしも明確ではなかった、使用者が休憩時間の管理をすることが許されるのかという問題について、上記のとおり答えたものといえます。

本コメンタリーでは、本判決の概要、実務上の意義・影響、残された課題等について更に詳しく論じています。本判決は、カリフォルニア州に進出している日本企業にとっても労務管理上注意すべき事項について判断したものといえることから取り上げる次第です。詳細は、Jones Day Commentary "California Supreme Court's Decision Regarding Employee "On Call" Rest Periods: What Does It Mean, and What Should Employers Do?"(オリジナル(英語)版)をご参照ください。

タイトル掲載雑誌発行日
ジョーンズ・デイ・コメンタリー:カリフォルニア州最高裁判所、労働者の待機が義務付けられた休憩時間(On Call Rest Period)はカリフォルニア州法によって禁じられている旨を判示ジョーンズ・デイ・コメンタリー2017年1月

担当弁護士

パートナー :森 雄一郎