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2018年6月

ジョーンズ・デイ・コメンタリー:欧州委員会による補充的保護証明書に関する検討

欧州委員会(European Commission)は、医薬品に関する特許期間を延長する補充的保護証明書(SPC:Supplementary Protection Certificate)について、本年5月29日付で「欧州におけるSPC、医薬品に関するインセンティブ及び褒賞の経済的影響に関する研究(Study on the economic impact of supplementary protection certificates, pharmaceutical incentives and rewards in Europe)の報告書を公表し、また、同月28日付で「EUにおけるSPCの法的側面に関する研究(Study on the Legal Aspects of Supplementary Protection Certificates in the EU)」の報告書を公表しました。これらの報告では、特に、SPC制度の経済的及び法的影響が検討されています。

さらに、欧州委員会は、5月28日に、SPCに関する規則(Regulation (EC) No 469/2009)の改正を提言しました。この提言では、EU域外への輸出のみを目的としたSPCの保護期間内にある医薬品の製造については、特許権の権利行使を認めないとの考え方が示されています。上記2つの研究に含まれているエビデンス及び分析が、この提言の背景にあるといえます。

この報告及び提言の内容は、欧州で事業活動を行う製薬企業にとり重大な影響を与える可能性があるため、紹介するものです。詳細は、Jones Day Commentary "The EU Pharma Incentives Review - Two Studies and Legislative Proposal Released"(英語版オリジナル)をご参照ください。

タイトル掲載雑誌発行日
ジョーンズ・デイ・コメンタリー:欧州委員会による補充的保護証明書に関する検討ジョーンズ・デイ・コメンタリー2018年6月

担当弁護士

パートナー :ジョーンズ、スコット T.

カウンセル :増田 好剛