HOME 著書・論文事業再編・倒産ジョーンズ・デイ・アラート:シンガポールにおける国際的なデット・リストラクチャリングを促進する新たな企業倒産法制の制定

著書・論文 事業再編・倒産

2017年4月

ジョーンズ・デイ・アラート:シンガポールにおける国際的なデット・リストラクチャリングを促進する新たな企業倒産法制の制定

シンガポールの改正会社法が2017年3月30日に施行され、企業倒産手続についても大幅な制度変更が加えられました。この改正は、事業再生にとって有益な手法を提供するとともに、倒産手続の国際化にも対応するものであって、今後シンガポールが国際的なデット・リストラクチャリングの中心地となる前兆となるかもしれません。主な改正内容は、以下の通りです。

• 債務者の財務状態が深刻化する前に管財人を選任することが可能になった。
• 米国倒産法に倣い、DIPファイナンス、オートマティック・ステイ、クラム・ダウン等の倒産手続を円滑に進めることを可能にする制度を導入した。
• シンガポール国外の資産についても手続の効力が及ぶようになった。
• 外国法人もシンガポール国内で倒産手続を申し立てられるようになった。

上記は、シンガポール企業と取引関係がある、又はシンガポールに現地法人若しくは駐在所を構える日本企業のみならず、国際的な取引に関わる全ての日本企業にとって、債務者がシンガポールで国際的なデット・リストラクチャリングを行う可能性があることに鑑み、重要な法改正の情報となるため紹介します。詳細は、Jones Day Alert "Singapore Enacts New Corporate Bankruptcy Law to Promote International Debt Restructuring"(英語版オリジナル)をご参照ください。

タイトル掲載雑誌発行日
ジョーンズ・デイ・アラート:シンガポールにおける国際的なデット・リストラクチャリングを促進する新たな企業倒産法制の制定ジョーンズ・デイ・アラート2017年4月

担当弁護士

パートナー :森 雄一郎

アソシエイト :大平 勇介